最低賃金、労使議論本格化 7月下旬に目安額|社会保険労務士をお探しなら岡山県倉敷市にある大島事務所へお任せ下さい。

大島事務所
  • TEL:086-421-2601
  • お問い合わせ

【受付時間】9:00~18:00  
【定休日】土曜・日曜・祝日

》サイトマップはこちら

お知らせ

最低賃金、労使議論本格化 7月下旬に目安額

お知らせ2024.07.12

厚生労働省の中央最低賃金審議会は10日、小委員会を開き、賃金の下限に当たる最低賃金を巡る労使の議論を本格化させた。7月下旬に引き上げ目安額をまとめる。現在の最低賃金の全国平均時給は1004円。物価高騰や春闘の結果を踏まえ、過去最大の43円増となった2023年度を上回る水準を軸に、1050円をにらんだ調整が進む見通しだ。

厚労省は小委員会で、今後の議論の参考資料として、24年の中小零細企業の賃上げ率が2・3%となり、比較可能な02年以降、3年連続で過去最高を更新したとの内容を提示した。最低賃金の引き上げ要因の一つになるとみられる。

小委員会では、労使がそれぞれ意見を表明した。労働者側の委員は「物価高が続く中で生活は昨年以上に厳しさを増しており、引き上げへの期待感はかつてなく高い」などと主張した。

経営者側の委員は、昨年の地方審議会で目安額を上回る改定が相次いだことに触れ「社会的期待感が引き上げ方向に過熱し、データに基づく審議が損なわれることを強く懸念する」と指摘。一方で「一定程度引き上げる重要性は十分理解する」とも述べた。

最低賃金は毎年改定する。中央審議会が示した目安額を参考に、都道府県単位の地方審議会が8月ごろ実際の改定額を決定。10月以降、順次適用され非正規を含む全ての働く人が対象となる。(共同通信社)

 

 

【WEB労政時報】

https://www.rosei.jp/readers/article/87461

 

 

 

 

 

関連記事

  • お知らせ

    最低賃金、労使議論本格化 今月末に引き上げ目安額

    厚生労働省の中央最低賃金審議会は12日、小委員会を開き、時給の下限を表す最低賃金の2023年度の引き上げを巡り、労使の議論を本格化させた。現在の全国平均時給は961円。労使は物価高騰を反映させて調整す...

  • お知らせ

    非正規雇用の給与・待遇に関する企業調査(2023年)

    正規・非正規間での待遇差是正のため「基本給」を改定した割合は、大企業49.9%、中小企業40.5%。直近半年間にアルバイトの給与を上げた企業は6割超えで過去最高に。業種別では「飲食・フード」が最も高く...

  • お知らせ新着情報

    連合「2023春季生活闘争 第7回(最終)回答集計結果」

    ○ 月例賃金改善(定昇維持含む)を要求した 5,613 組合中 5,463 組合が妥結済み(97.3%)。うち賃金改善分獲得が明らかな組合は 2,909 組合・53.2%で、比較可能な 2013 闘争...

ご相談・ご依頼はお気軽にどうぞ!

ページトップへ