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最低賃金1176円 過去最高、55円引き上げ 全国平均時給、家計重視 26年度改定が決着

お知らせ2026.07.30

最低賃金(時給)の2026年度改定額の目安は28日、全国平均を55円(4・9%)引き上げることで決着した。最低賃金は過去最高となっている現在の1121円から1176円となる。現行方式となった02年度以降で最大の引き上げ幅だった前回の目安63円は下回った。物価高騰に苦しむ労働者の家計を重視しつつ、中小企業の経営にも一定の配慮をした格好だ。

 

厚生労働相の諮問機関、中央最低賃金審議会が6回目の小委員会で取りまとめた。

 

最低賃金は毎年度、改定する。国の審議会は、経済情勢に応じて47都道府県をA-Cの3区分に分けて目安を示す。今回、大都市部のA区分は54円、地方部を含むB、C区分はいずれも56円とした。3区分の全国加重平均が55円となる。

 

目安通り引き上げた場合、最高は東京都の1280円、最も低いのは高知、宮崎、沖縄3県の1079円となる。3県と東京の現在の差は203円で、2円縮まる。

 

今回の目安を参考に、都道府県単位の地方審議会が地元の改定額を8月から本格的に議論し、決定する仕組み。例年、10月以降、順次適用する。

 

前回25年度は、目安が全国平均63円の引き上げ。地方審議会を経た改定額は66円増で、現在の全国平均は1121円となっている。

 

今回の国の審議会は6月26日に始まった。労働者側は中東情勢悪化による暮らしの影響などに触れ、前回を上回る全国平均75円のアップを主張。経営者側は、資材価格の高騰が事業コストの膨張にもつながっているとして、賃金引き上げを小幅に抑えるよう求める展開となった。(共同通信社)

 

 

【WEB労政時報】

https://www.rosei.jp/readers/article/91219

 

 

 

 

 

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