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5月全国物価2・5%上昇 伸び率3カ月ぶり拡大 電気代影響、家計厳しく
お知らせ2024.06.21
総務省が21日発表した5月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く)は107・5と、前年同月と比べ2・5%上昇した。伸び率は4月の2・2%から3カ月ぶりに拡大した。電気代の値上げが影響した。外国為替市場の歴史的な円安に歯止めがかからず、家計のやりくりは依然として厳しい。
電気代の伸び率は14・7%だった。電気・ガス代を抑えてきた政府の補助金の影響で23年2月からマイナスが続いていたが、1年4カ月ぶりにプラスに転じた。再生可能エネルギーの普及目的で上乗せする賦課金が引き上げられたのが主因だ。
他の項目では、生鮮食品を除く食料が3・2%上がった。値上げの動きが一服し、4月の3・5%から鈍化したものの高水準が続いている。品目を詳しく見ると、せんべいの上昇率が原材料価格の高騰で16・9%と目立った。生鮮食品では、天候不良で出荷数が減少したキャベツが72・8%の大幅な上昇となった。
エネルギー関連の料金は今後、政府の補助金が6月使用分から廃止となる影響で一段と上昇する見通しだ。
円相場は1ドル=159円近辺で推移している。円安は原材料や天然資源などの輸入費が膨らむ要因で、国内の物価高につながる。(共同通信社)
【WEB労政時報】.
https://www.rosei.jp/readers/article/87356
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