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雇調金不正受給 水戸京成百貨店が13億4400万円返還
お知らせ2023.03.02
水戸京成百貨店が、雇用調整助成金等3億円余りを不正受給していた問題で、
茨城労働局は、支給を取り消し、支給した全額を返還するよう命じる処分を行いました。
返還額はペナルティーを含め、約13億4400万円
返還したのは、雇用調整助成金と緊急雇用安定助成金の総支給額10億7300万円のほか、
支給額の2割相当のペナルティーと
年利0.03%分の延滞金です。
同社は2020年4月から22年10月までの間、勤務データを改ざんし、
出勤していた従業員を休業扱いにして助成金を過大に請求していたとのこと。
実際に改ざんして不正に受給した額は3億円余りのようですが、
最初の2020年4月に1人でも不正受給があると、
その後の申請はすべて無効とされます。
従いまして、正当な受給分まで含めて全額の返還に、
2割相当のペナルティと年利0.03%の延滞金を加えた金額
の支払いが必要となるのです。
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16775662862929