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雇調金の不正受給、総額256.5億円 回収は173億円どまり
お知らせ2023.05.01
総額6兆3,500億円もの雇調金の受給があって、たったの256億円しか不正受給がないということはあり得ません。
今後どこまで当局の調査が進むか分かりませんが、恐らくこの何倍もの不正受給があるものと思われます。
雇用調整助成金のために、潤沢だった雇用保険財政が一気に枯渇してしまいました。
徹底的な調査で、少しでも多くの不正受給額を回収して欲しいものですね。
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毎日新聞:
新型コロナウイルス下で助成額を引き上げた「雇用調整助成金(雇調金)」の特例措置を巡り、厚生労働省は28日、3月末までに累計1524件の不正受給があったと明らかにした。不正受給の総額は計256億5000万円に上り、回収できたのは173億円にとどまる。特例措置は3月末に終了したが、回収や不正受給の取り締まりは続ける。
雇調金は、企業が従業員を休ませた時に支払われる助成金。コロナ下の雇用を下支えするため、迅速に支給しようと申請手続きを簡素化したところ、不正受給が相次いだ。特例措置の支給総額は3月末時点で約6兆3507億円に膨れあがり、雇用保険財政の悪化を招いた。厚労省は今年度、特例措置の効果を検証するため、独立行政法人「労働政策研究・研修機構」に分析を依頼し、労働政策審議会で議論する。
https://mainichi.jp/articles/20230428/k00/00m/040/203000c
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