お知らせ
内閣府が「景気を把握する新しい指数」公表、6月は102.5で前月から改善
お知らせ2022.08.24
製造業の統計中心だった一致指数に、サービス関連の統計を反映させることとしたのは、より消費者感覚での景気の実態に合ったものになるでしょうね。
.
.
内閣府は22日、現行の景気動向一致指数にサービス関連などのデータを反映させた「景気を把握する新しい指数(一致指数)」を参考指標として初めて発表した。6月分は102.5(2015年=100)となり、前月から1.6ポイント改善した。既存の景気動向一致指数は4.1ポイントと、比較可能な1985年以降で最大の伸びとなったが、新指数はより緩やかな動きとなった。
新指数では、採用する経済統計を現行の10指標から17指標に拡充した。現行の景気動向遅行指数の算出に使用されてきた第3次産業活動指数や、新たに実質サービス輸出などを追加した。現行の一致指数は、鉱工業生産など製造業の統計に偏っており、サービス関連の統計を十分反映していないとの意見から、2020年夏以降検討が進められ、先月の景気動向指数研究会において導入が決定された。
内閣府は、企業の設備投資や輸出と比べ消費は水準が安定しているため、新しい指数は現行の一致指数と比べ、動きが緩やかになる特徴があるとしていた。
内閣府は新指数を当面、参考指標として毎月公表する。今後、新指数を従来の一致指数に置き換えるかについては、データの蓄積を踏まえ、それらが景気をより適切に反映しているかどうかなどが検討課題となる。
.
REUTERS:
関連記事
-
お知らせ
雇調金延長、緊急宣言と関わらずしかるべき時期に結論出す必要=加藤官房長官
雇用調整助成金 特例措置の延長は2月末までとなっていますが、政府は再延長を検討する意向であるようです。雇用調整助成金の問題点について指摘したばかりですが、やはり失業者の急激な増大を防ぐには、特例措置再...
お知らせコラム失業率8月は2.8%で横ばい、コロナ影響残る 有効求人倍率は低下
8月の完全失業率(季節調整値)は2.8%で、前月(2.8%)から横ばいで、有効求人倍率(季節調整値)は1.14倍で、前月から低下したと総務省が発表しました。.総務省の担当者は「新型コロナウイルス感染症...
お知らせ残業代1億円支払い命令
当然の判決ですが、こういう勘違いをしている会社もままあるのでしょうね。 「基準外手当が時間外労働の対価である」といった特約でもなければ、歩合給と雖も当然所定労働時間内の賃金です。 ...
ご相談・ご依頼はお気軽にどうぞ!
-
【受付時間】9:00~18:00
【定休日】土曜・日曜・祝日