お知らせ
障害者納付金、対象拡大案 従業員80人超へ、企業反発
お知らせ2026.10.22
障害者の法定雇用率を満たしていない企業に納付金を課す制度に関し、厚生労働省は21日、現行の従業員100人超から対象企業を広げ、80人超とする案を労働政策審議会分科会に示した。未達成だと不足1人分で月5万円の納付金を課している。比較的規模が小さい企業にも雇用を促し、社会全体で就労拡大に取り組む機運をつくる狙いがある。
中小企業団体の委員は、物価高による経営環境悪化や障害者支援に当たる人員不足から「強く反対する」と述べた。年内に議論をまとめ、来年の通常国会への関連法改正案提出を目指す。
法定雇用率は従業員の一定割合以上の雇用を企業に義務付ける制度で、7月から2・7%に引き上げられた。従業員37・5人以上につき1人の雇用義務がある。
納付金を巡り厚労省は、障害者2人以上の雇用義務が生じることなどを根拠に、80人超への見直し案を提示。導入まで5年程度の準備期間を設け、当初は1人も雇用していない企業を対象とする経過措置も併せて盛り込んだ。
日本商工会議所の委員は、中小企業が物価高で「生き残りを懸けて利益確保に取り組んでいる」とし、支援体制が整うまで対象を広げるべきではないと訴えた。有識者委員は「(企業側の)団体が嫌だと言うのは当たり前。どうすればできるかを考え、工程表を作るべきだ」と指摘した。(共同通信社)
【WEB労政時報】
https://www.rosei.jp/readers/article/91604
関連記事
-
お知らせ
「年収の壁」解消策を議論 厚労省、保険料軽減案例示 公平性課題、24年末まとめ
厚生労働省は21日、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会を開き、配偶者に扶養されるパート従業員らが社会保険料負担を避けるために働く時間を抑える「年収の壁」の解消策を議論した。厚労省は保険料を軽減す...
お知らせ障害者雇用促進へ制度改正 100人以下企業も納付金
厚生労働省は、障害者雇用が不十分な企業に納付金の支払いを義務付けている制度を見直し、従業員100人以下の企業も対象に含めたい意向だ。雇用促進や、既に対象となっている100人超の企業との公平性確保が狙い...
コラム新着情報「有休は欠勤扱い、診断書出せ」と強要、団交拒否…JR東海“労使10年紛争”が最高裁で決着、組合“完全勝利”宣言
年次有給休暇を取得するのに、診断書を要求するとは驚きです。 未だにこういう会社があるんですね。 しかも東証プライム・名証プレミア上場企業で ... 旧国鉄の名残なのでしょ...
ご相談・ご依頼はお気軽にどうぞ!





