お知らせ
労働基準法違反容疑で運送会社と役員を書類送検
お知らせ2024.05.09
働き方改革関連法によって
2024年4月1日以降、
自動車運転業務の年間時間外労働時間の
上限が960時間に制限される
ことになりました。
いわゆる物流・運送業界の「2024年問題」
.
この事件は2023年度の事案ですが、
今後このような送検事例が増大してくる
ことが懸念されるところです。
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36協定上限の「月86時間」超えるドライバーの時間外労働
労基署の調査に虚偽の帳簿書類提出 労働基準法違反容疑で運送会社と役員を書類送検
違法な時間外労働及び虚偽の帳簿書類を提出したとして、鳥取県米子市の運送会社と役員が鳥取地方検察庁米子支部に書類送検されました。
労働基準法の疑いで書類送検されたのは、鳥取県米子市の運送会社と会社の代表取締役です。
米子労働基準監督署によりますと、運送会社と会社の代表取締役は、ドライバー1人に、2023年5月1日から31日までの間、36協定で定められた上限の月73時間を超える時間外労働を行わせた疑い、及び2023年8月1日~31日までの間、上限の月86時間を超える時間外労働を行わせた疑いがもたれています。
さらに、米子労働基準監督署の立ち入り調査の際、2023年4月1日から9月30日までの労働時間等について、実際の労働時間よりも少なく記載するなどの、虚偽の記載をした帳簿書類を提出した疑いがもたれています。
これらが、労働基準法に違反するとして、米子労働基準監督署は、5月7日、会社と代表取締役を鳥取地方検察庁米子支部に書類送検しました。
なお、ドライバーの労働時間を巡っては、2024年4月1日から時間外労働の上限規制が適用され、36協定における時間外労働の上限について、月45時間、年360時間を原則とし、臨時的な特別な事情がある場合でも、年960時間(休日労働を含まない)を限度に設定する必要があるとされています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebd86479b610af210daea193ffcb29ed4df07419
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