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雇用調整助成金約4500万円を不正受給 三重県の飲食店名公表
お知らせ2022.08.02
相変わらず、助成金の不正受給が続いています。
新型コロナの雇用調整助成金など4500万円あまりを不正受給したとして三重労働局は、四日市市の飲食店「琉球ダイニング風と島人」を公表しました。
この店舗のオーナーは2020年9月から2022年4月にかけ、従業員が休業していないのに休業したとウソの申請を行い、雇用調整助成金など合わせて4500万円余りを不正受給したということです。
労働局は、同店が不正受給を認め、返還の意思を示していることから、刑事告訴は見送る方針とのこと。
不正受給が発覚した場合は、「不正発生日を含む期間以降の全額」+「不正受給額の2割相当額」(ペナルティ)+「延滞金」の合計額を返還請求されます。
でも、これでは処分が甘すぎますね。
雇用保険の失業給付と同様に「3倍返し」でもいいような気がします。
さらに、事業所名が公表され、他の雇用関係助成金も5年間の不支給措置が課され、刑事告発されることもあります。
労働局には、このような不正受給を1件も見逃すことなく、厳格な調査を望みたいものです。
https://www.chunichi.co.jp/article/518999