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AIチャットサービスを使用した就活についての実態調査

お知らせ2023.09.08

約2割の学生が就活時にAIチャットサービスを活用、約4割の学生が「期待以上」のアウトプットを得ている

レバレジーズ株式会社が運営する新卒向け就職エージェント「career ticket (キャリアチケット)」は、キャリアチケットに登録している大学生352名を対象に、OpenAI社が提供するChatGPTなどAIチャットサービスを使った就活の実態を調査しました。

 

<調査サマリー>

  1. 約2割の学生が、「就活においてAIチャットサービスの使用経験がある」と回答
  2. 就活時のAIチャットサービス使用用途、ES作成が約4割
  3. 約4人に1人の学生が就活でAIチャットサービスを使用することに対して反対意見

 

<調査詳細>
1. 約2割の学生が、就活においてAIチャットサービスの使用経験があると回答
キャリアチケットに登録している大学生352人に対し、「AIチャットサービス(ChatGPTなど)を就活において使ったことがあるか」と聞いたところ、約2割の学生が「使用した(18.8%)」と回答しました。
AIチャットサービスを実際に利用した学生に対して使用した理由を聞いたところ、「自分の考えを言語化するときに便利」や「文章の表現に誤りがないかを確認するために使用している」「ESの校閲・添削が素早く終わる」といった回答が目立ちました。文章の添削は、人に頼るよりもAIに頼る方が「正確性がある」や「工数削減に繋がる」と考えている学生が多いようです。その他に、「場所や時間を気にせずにサービスを利用できる手軽さ」を理由に挙げている人も見受けられました。

 

2. 就活時のAIチャットサービス使用用途、約4割がES作成で最多
就活時にAIチャットサービスを「使用したことがある」と回答した学生に対し、使用目的を聞いたところ約4割が「ES作成(38.4%)」と回答し、最多となりました。次いで「自己分析(17.9%)」「業界/企業分析(16.1%)」と続きます。自分のエピソードをわかりやすくまとめるために、AIチャットサービスを使用しています。

就活時にAIチャットサービスを利用した学生は、半数以上の学生が期待通りの結果を得られ、約4割の学生は期待以上のアウトプットが得られたようです。

 

「期待以上だった(36.4%)」と回答した学生の意見として、「稚拙な文章をスマートに変換してくれた」など、文章添削においてうまく活用できたという回答が上がりました。一方で、「期待以下だった(10.6%)」と回答した学生の意見では、「うまく指示しないと定型文ばかりの文章になる」や「回答が普遍的すぎる」など、新しい文章の生成や情報の取得にはいまいちな成果しか得られなかったことが見受けられます。これらは、AIの精度が高くなっていくことで解決されることが想定されそうです。

 

3. 約4人に1人の学生がAIチャットサービスを就活で使用することに対して反対意見
就活においてAIチャットサービスを使うことに対してどのように思うか」について聞いたところ、約2割の学生が「反対(24.4%)」と回答し、約4人に1人が反対意見であることがわかりました。反対意見として、「自分の力で就活すべき」や「AIの情報源が不明だから」「みんなが使えば似たような文章になる」など「自分で考えることが就活では大事」という意見が目立ちます。

一方で、「賛成(75.6%)」と回答した学生の意見では、「全てをAI任せにするのは良くないものの、使えるものは使って就活を効率よく進めるほうがいい」といった回答が挙げられました。ChatGPTなどAIチャットサービスを使用することは、就活を進める上で便利なツールと認識し、うまく付き合っていきたいと考える学生が多い印象です。

 

<まとめ>
今回の調査結果から、既に約2割の学生が就活時にAIチャットサービスを使用した経験があり、主にES作成で活用している学生が多いことが明らかになりました。また、約4割の学生が就活時にAIチャットサービスを利用し、期待以上のアウトプットが得られたと回答しています。今後AIチャットサービスの普及が進むことや、AIサービスの精度が高くなっていくことで、就活時に利用する学生も増えそうです。

一方で、約4人に1人の学生はAIチャットサービスを就活で活用することに対し「反対意見」という結果がでています。「就活は自分で考えることが大事」と考える学生も少なくないことがわかりました。

今後、AIチャットサービスを「活用する学生」と「活用しない学生」が混在する新卒就活市場になることが想定されます。AIチャットサービスをES作成で活用する学生が多いことから、書類通過後の面接時に「いかに学生の魅力を引き出せるか」や「企業とのマッチング度合いの高さ」を判断できるかが、企業には求められるのではないでしょうか。

 

<調査概要>
調査対象:「キャリアチケット」に登録している大学生
調査年月:2023年7月14日~2023年7月21日
調査方法:webアンケート調査
回答者数:352人
調査主体:レバレジーズ株式会社(キャリアチケット)

 

 

◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。

https://leverages.jp/news/2023/0904/3763/

 

 

(レバレジーズ株式会社 / 9月4日発表・同社プレスリリースより転載)

 

 

 

 

 

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