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厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」が始まりました
新着情報2018.09.06
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厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」が始まりました
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この日は、医師の働き方改革に関しては、医師の時間外労働の上限時間数の設定を初めとした対応の方向性を今年度中にとりまとめる必要があるとの方針が示され、今後の議論を、
(1) 働き方改革の議論を契機とした、今後目指していく医療提供の姿
(国民の医療のかかり方、タスク・シフティング等の効率化、医療従事者の勤務環境改善等)
(2) 働き方改革の検討において考慮すべき、医師の特殊性を含む医療の特性
(3) 医師の働き方に関する制度上の論点
(時間外労働の上限時間数の設定、宿日直や自己研鑽の取扱い等)
の3つのトラックで進め、「医師の働き方改革を通じて医療をよくしていく」という大きなビジョンでまとめていくこととしたいという案が示されました。
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また、日本外科学会と外科医労働環境改善委員会の連名により8月31日付で厚生労働大臣あてに出された「外科医の労働時間短縮のための制度創設の要望」も配布され、「諸外国のように、外科医の技術の維持と働き方改革を両立できる新たな制度創設を要望」するとの考え方が示されました。
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改革の骨子案は年内をめどにまとめられ、年度内に公表される方向です。
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- 厚生労働省 医師の働き方改革に関する検討会 外科医の労働時間短縮のための制度創設の要望