コラム
「年収の壁」130万円超でも2年まで扶養に 10月から
コラム2023.09.25
厚生年金の被保険者に扶養されている従業員100人以下の企業の
パート労働者らは現在、年収が130万円を超えると
社会保険料を自ら払う必要があります。
そのため、手取りの減少を避けるため
壁を越えないようにする労働者が
年末にかけて働く時間を調整することが、
人手不足を加速させる一因になっていました。
そこで厚生労働省は、
年収が130万円を超えても(連続2年まで)
扶養にとどまれるようにするため、
雇用主が一時的な収入増だと証明し、
健康保険組合などが個別に判断する仕組みを
具体的な要件を明示して取り入れる
方針を示しました。
また、従業員が101人以上の企業では、
年収106万円を超えるパート労働者らに
社会保険料の負担が生じることになっています。
厚労省はこの106万円の壁を越えても
手取りが減らないように賃上げをしたり、
勤務時間を延ばしたりした企業に
1人あたり最大で50万円を助成する方針も示しています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2320K0T20C23A9000000/
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