コラム
日通の契約社員雇い止めは『有効』横浜地裁が訴え棄却
コラム2021.04.02
物流大手「日本通運」で有期雇用契約で働いていた男性(40)が、契約期間が通算5年を過ぎ、無期契約への転換を希望できる日の直前に雇用を打ち切られたのは不当だと訴えた訴訟
横浜地裁川崎支部は30日、
「契約は更新限度が5年と明確に定められ、原告は内容を十分認識していた」
として、訴えを棄却する判決を言い渡した。
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男性は2012年9月から同社川崎支店で派遣社員として勤務。
1年間の契約社員として日通に直接雇われ、4回の契約更新を重ねましたが、18年6月末に契約打ち切り
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判決は、雇用契約書に「更新限度が18年6月30日までの5年」と明記されていると指摘
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改正労働契約法の「5年ルール」については、
「5年を超えて労働者を雇用する意図がない場合に、当初から更新上限を定めることが直ちに違法にはならない」
と指摘しました。
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https://www.asahi.com/articles/ASP3Z63JBP3ZULOB00Y.html