新着情報
中小事業主掛金納付制度の愛称が「iDeCo+」(イデコプラス)に決定
新着情報2018.08.27
.
厚生労働省が、今年5月からスタートした中小事業主掛金納付制度の愛称を「iDeCo+」(イデコプラス)に決定しました。愛称の決定に伴い、同制度のロゴマークも公開されています。
.
【「iDeCo+」概要】
「iDeCo+」とは、企業年金を実施していない中小企業(従業員数100人以下)において、iDeCoに加入している従業員の加入者掛金に対して、事業主が掛金を上乗せ(追加)して拠出することができる制度で、制度の概要は以下の通りです。
.
(1) 事業主要件
企業型確定拠出年金、確定給付企業年金および厚生年金基金を実施していない事業主であって、従業員(第1号厚生年金被保険者。以下同じ。)100人以下の事業主。ただし、同じ事業主が複数の事業所を経営している場合、全事業所の従業員の合計が100人以下であることが必要。
(2) 拠出対象者
iDeCoに加入しいてる従業員のうち、事業主掛金を拠出されることに同意した加入者。
※拠出対象者に一定の資格(職種、勤続年数)を設けることも可能。
(3) 掛金設定
加入者掛金と事業主掛金の合計額は、月額5,000円以上23,000円以下の範囲で、加入者と事業主がそれぞれ1,000円転移で決定できる。加入者掛金を0円とすることはできないが、事業主掛金が加入者掛金を上回ることはできる。また、一定の資格ごとに掛金額を設定することも可能。事業主掛金は、全額が損金に算入される。
(4) 納付方法
加入者掛金と事業主掛金を事業主掛金を事業主がまとめて納付する。
(5) 労使合意
事業主掛金の拠出について、労働組合もしくは労働者の過半数を代表する者の同意が必要。
また、掛金額を変更する際にも同様の同意が必要。
.
- 厚生労働省 中小事業主掛金納付制度 iDeCo+ イデコプラス 個人型確定拠出年金