コラム
パート・アルバイトの社会保険の適用が拡大 対象になるのはどんな人?
コラム2022.02.22
既に何度もご案内しているとおり、今年10月から社会保険の適用対象が拡大され、パートやアルバイトなどの短時間労働者の加入条件が緩和されます。
今回 社会保険の適用拡大の対象となる5つの条件は、
(1)週の所定労働時間が20時間以上であること、
(2)月額賃金が8.8万円以上であること、
(3)2ヶ月を超える雇用の見込みがあること、
(4)学生ではないこと、
(5)勤め先の従業員数が101人以上であること
これまでは、従業員数500人以下の会社では、通常の労働者の4分の3以上勤務することが加入の条件でしたが、その対象範囲が大きく拡大されました。
被扶養者の収入要件は、年収が130万円未満ということでしたが、月額賃金が8.8万円以上が対象となるので、年収105.6万円以上ということになります。
この適用拡大は、2022年10月から開始され、さらに2024年10月からは勤め先の従業員数の条件が51人以上になる予定です。
短時間労働者を多数使用する中小企業の事業主にとっては、保険料負担が一気に増大し、事業経営にも大きな影響が及ぶのは必至
今から十分な対策を考えておく必要があるでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9adf8f46b105e50f6404d476db849d256db7729?page=1
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