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都道府県「労働時間」ランキング…短さ1位は京都、長さ1位と24時間差

コラム2021.11.16

コロナ禍は、リモートワークを促進し、労働時間の短縮には繋がりました。

 

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1週間の就業時間が60時以上となった長時間労働者は、2019年は40歳代男性で13.0%、30歳代男性で12.8%となっています。

 

そんななか、2019年4月、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(働き方改革関連法)」の一部が施行され、徐々に減少し、特に働き方改革関連法が改正となった2019年は2ポイント以上も減り、またコロナ禍によって、一時的に労働時間は減少傾向にあります。

 

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【労働時間指数の推移】

※2015年を100とした場合

2015年 100.0

2016年 99.5

2017年 99.3

2018年 98.5

2019年 96.3

2020年 93.6

出所:厚生労働省『毎月勤労統計調査地方調査』

 

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しかし雇用形態別にみていくと、一般労働者は2015年を100としたら2020年は95.1、パートタイム労働者は2020年は89.1。法改正とコロナ禍の対応として、まずパートタイマーの方が大きく影響を受けているようです。

 

また厚生労働省は過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスが原因で発病した精神障害の状況について、令和2年度版によると、過労死等に関する請求件数は2,835件。前年から161件の減少、支給決定件数は194件で前年から22件の減少となりました。

 

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コロナ禍、最も労働時間が長かった都道府県は?

 

1ヵ月の総労働時間の全国平均は135.1時間。47都道府県のなかで最も労働時間が長いのは「岩手県」で148.2時間。「青森県」「秋田県」「島根県」「福島県」と続きます。

 

一方で最も労働時間が短いのは「京都府」で123.6時間。「奈良県」「神奈川県」「埼玉県」「兵庫県」と続きます。

 

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また2019年と2020年と比較し、労働時間は全国平均4.0時間減少し、減少幅が大きかったのが「佐賀県」で-9.7時間。「京都府」-7.0時間、「滋賀県」-6.9時間、「岐阜県」-6.5時間、「山梨県」-6.3時間と続きます。

 

一方で減少幅が小さかったのが「愛媛県」と「宮崎県」で0.7時間の増加。

プラスに転じたのは、この2県のみでした。

 

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1位と47位で労働時間に、24時間以上の地域差が生じてます。

 

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リモートワークや時差出勤などによって、「無駄な労働時間の削減」というコロナ禍の思わぬ副産物

 

コロナ禍が終わっても、継続していきたいものですね。

 

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https://news.livedoor.com/article/detail/21198392/

 

 

 

 

 

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