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労働政策審議会労働政策基本部会報告書(案)の骨子
新着情報2018.07.03
報告書案骨子の内容は下記の構成となっており、報告書は9月に労政審に提出されてその後に研究会で議論が始まる予定となっています。
1.技術革新(AI 等)の動向と雇用・労働への影響に関する主な議論
2.技術革新(AI 等)の雇用・労働への影響に関する予測
3.技術革新(AI 等)の雇用・労働への影響に関する今後の課題
(1)実態把握
(2)AI 等の新技術を活用した生産性向上のための視点
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第2章 働く人全ての活躍を通じた生産性向上等に向けた取組について
1.働く人全ての活躍を通じた生産性向上等に関する現状
(1)生産性向上
(2)企業による人材育成と個人の自己啓発
(3)労働移動
2.働く人全ての活躍を通じた生産性向上等に関する今後の課題
(1)生産性向上
(2)企業による人材育成と個人の自己啓発
(3)労働移動
第3章 時間・空間・企業に縛られない働き方について
1.時間・空間・企業に縛られない働き方に関する現状
(1)雇用類似の働き方
(2)テレワーク
(3)副業・兼業
2.時間・空間・企業に縛られない働き方に関する今後の課題
(1)雇用類似の働き方
(2)テレワーク
(3)副業・兼業
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特徴は、労働移動の活性化のため「誰もが働きやすく転職が不利にならない柔軟な労働市場を形成することが重要」としているほか、現行の労働法の保護の対象となっていない「雇用類似の働き方」について法的保護の必要性に言及し、労働者性の範囲を解釈により拡大する方法や労働基準法上の労働者概念を再定義(拡大)する方法の検討などについても議論すべきとしている点、副業・兼業について「労働者が主体的に自身のキャリアを形成できるような環境を整備することが重要」としていることなどが挙げられます。
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- 労働政策審議会 報告書案骨子 技術革新 AI 生産性向上 テレワーク 副業・兼業 雇用類似の働き方
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- 第9回労働政策審議会労働政策基本部会
- https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000213269.html
- 労働政策審議会労働政策基本部会 報告書(案)骨子(PDF)
- https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutan
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